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プロ棋士の「やっちまった列伝」を紹介!

プロ棋士も人間です。時としてミスを犯すこともありますし、それが本業の将棋であっても同じです。そこで、後世に語り継がれるべきプロ棋士の「やっちまった列伝」を紹介していきましょう。

テレビカメラの前で二歩の反則負け!

NHK杯将棋トーナメントで、2004年と2005年に実際に起こったことです。二歩とは、「盤の縦列に2枚以上の歩を置いてはいけない」という、将棋における基本中の基本ルールです。野球に例えるなら、「打ったバッターが三塁に向かって走っちゃった」というレベルでしょう。

しかもNHK杯将棋トーナメント戦なので、この模様がばっちりテレビで放送されてしまいました(ユーチューブで視聴できます)。

この時の解説者も、「あ、置いちゃった…」と絶句。可哀想なのはそれで勝った棋士の方です。どういう顔をすれば良いのか、何と言葉をかければ良いのか、とにかく困惑した表情が全国ネットで放送されることになりました。

メガネ率!

プロ棋士と言えばメガネです。なぜ、あんなにメガネをかけている人が多いのでしょうか?しかし同じようなことを考える人はいるものです。全棋士に対して、メガネをかけている人が何人いるか、その割合をパーセンテージで計算した人がいます。

2009年4月時点でのデータですが、すべての棋士159人に対して、メガネをかけている人は96人。じつに60%を超えるメガネ率であることが分かりました。「だから何…?」と言われればそれまでですが、皆さん、目を酷使されているのでしょう。

最短の手数は10手で投了

プロ同士の対局の場合、平均するとおよそ120手で勝負が決まります。しかし1974年(昭和49年)、佐藤8段と中原名人の対局で、佐藤さんが名人に対して「この手は名人に対して失礼だ」と思ってしまう場面がありました。

将棋は礼儀を重んじるスポーツです。名人に対して失礼な行為をしたと判断した佐藤さんは、自ら投了を申し出ました。その時の手数が10手でした。

持ち時間を1分も使わなかった!

竜王戦挑戦者決定戦という、非常に大切な対局なのに、持ち時間を1分も使わなかった棋士がいます。普通、重要な一戦においては6時間程度の持ち時間が与えられます。次の1手をさすまでに1分を超えると、それ以降は持ち時間が減っていく仕組みです。

つまりこの棋士は、すべての手を1分以内でさしてしまったというわけです。しかもそれなのに勝っちゃったという、なんとも異例な話です。

太平武洋四段だったのですが、その理由が「ZONEの解散コンサートに間に合わないから」という、「天才の考えることは理解できない」というエピソードでしょう。ちなみに、その後のZONEの全国ツアーもすべて行ったようです。

プロ棋士に限らず、将棋を指す人の中にはじっくりと手を考える長考タイプの方も多くいますが、敢えて短時間で次の手を指すことで切れ味が増したケースなのかもしれません。

ちなみに、長考といえば、中年男性の方は将棋の際にあまりに長い時間座りっぱなしになると腰痛、肩こりやEDの心配が出てきますからご注意を。腰が痛くなるのはわかりやすいと思いますが、EDは股間が長時間圧迫されるとかかりやすいと言われています。将棋に没頭するあまり、知らないうちに男性機能が衰えてしまうというケースもありますから、心配な方はクリニックでED治療薬を処方してもらうのも一手です。

いかがでしょうか?将棋は人間がさすものであり、人間だからこそのエピソードもたくさんあります。そんなエピソードの数々にも目を向けると、また違った将棋の楽しさが見えるかもしれません。

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