Category : テレビや漫画でも!お茶の間にも囲碁と将棋が進出?

将棋を通して描かれる人間ドラマ

将棋の世界には数々の人間ドラマが生まれます。それは漫画やドラマになったとしても変わりなく、むしろそうした作品だからこそ、より私たちに深い感動を与えてくれると言えるでしょう。数ある将棋作品を、是非手に取ってみてください。

心を通い合わせる勝負がそこに

将棋を題材にした作品は、探してみると実は数多く存在しています。本格的に勝負の世界を描くものや、設定の一部として登場するものなどその扱いはさまざま。しかし全てに共通して言えるのは、人と人との心のふれ合いがそこにはあるということ。将棋はただのゲームではなく、気持ちの繋がりをもたらしてくれるものなのかも知れません。棋盤に向かう人たちが描く人間ドラマを、是非一度味わってみてください。

どうして作家は将棋を選ぶのか?

なぜ将棋の作品は人の心を掴むのでしょうか?実際の対局を見れば分かりますが、一局一局は非常に長い時間をかけて行われ、分からない人にとってはさっぱり意味がわからない、という場面も多いでしょう。しかも地味というイメージも強く、若者が熱中するには少し魅力が足りないのかも知れません。

それでも将棋漫画やドラマなどが数多く制作されるのには理由があります。ひとつは題材として面白く、作者が将棋を好きだから、というのがあるでしょう。しかしそれだけでは感動を与えるものは作れません。もう一つの理由、勝負であることが、やはり大きな要因であると言えます。

人と人、想いと想い

将棋の目標は勝敗を決めることです。どちらかが勝って、どちらかが負けなくてはなりません。ある意味これはスポ根漫画と同じであると言えるでしょう。しかし将棋は派手な動きや、必殺技などは存在しません。ただひたすらに相手の出方を伺い、先の手を読み合うというゲームです。ページは地味になりがちで、エンターテインメントとして成立しづらい面を持っていると言えます。

しかし細かな心理描写が、読む人の心を揺さぶります。キャラクターにはそれぞれバックグラウンドがあり、勝たなくてはならない理由もさまざまです。丁寧に描かれるそれぞれの気持ちが、読者の共感を呼びます。そしてそれと同じくらい、将棋に対する愛情があふれています。登場する棋士たちの、まっすぐでひたむきな気持ちが、絵的には地味な対局シーンに感動を巻き起こします。

将棋の世界は複雑であるゆえに、深い人間ドラマを描くのには最適な題材と言えます。今後も生まれるであろう名作に期待しながら、既存の作品のページをめくりましょう。

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